THE PASSION FOR TOURBILLON
FRANCK MULLER

Prologue

なぜ、
トゥールビヨンのいまを
伝えるのか?

"マスター オブ コンプリケーション(=複雑機構の匠)"を謳い、高精度な複雑機構の腕時計を創造し続けるフランク ミュラー。2006年以降、コンプリケーション部門では、黎明期から夢見ていた完全なる自社一貫生産の時計作りが進められている。

トゥールビヨンは、フランク ミュラーの真髄ともいうべき存在。テンプをキャリッジに載せて等しく回転させることで姿勢差を解消しようとした機構は、コンプリケーションウォッチの象徴だ。奇しくもフランク ミュラーが作った初の自社製ムーブメント、Cal.2001-2がトゥールビヨンである点も、いかにブランドがこの機構を重視しているかの証左だ。

それはまさに人類の夢やロマンともいうべき重力からの解放を目指し、その挑戦を開始した大きな一歩でもある。そして改めて語るまでもなく、部品が多く、調整の難しいこの機構を進化・発展させることは、並大抵のことではない。"マスター オブ コンプリケーション"が歩んできたトゥールビヨンへの挑戦を振り返ることは、見る者に新たな夢を与え、未来への扉をまたひとつ開くきっかけとなるのだ。

エテルニタス5

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