

窪田建築アトリエ 所長
窪田勝文
研ぎ澄まされたデザインはもちろんのことだが、つねに絶妙な存在感や独特の雰囲気を醸し出す住宅作品が注目されています。この斬新なスタイルや思い切った発想で知られる建築家は、窪田勝文さん。本拠となるアトリエの所在地は山口県岩国市だが、日本全国はもとより、世界各国へと幅広く活動し、住宅建築の可能性を広げています。おかげで、国内はもちろん、海外での評価も高く、国際的な建築賞を数多く受賞。また、自身のライフスタイルにも明確なコンセプトをもつ窪田さんは、自動車と時計の熱烈な愛好家でもあります。

窪田建築アトリエ 所長
窪田勝文
研ぎ澄まされたデザインはもちろんのことだが、つねに絶妙な存在感や独特の雰囲気を醸し出す住宅作品が注目されています。この斬新なスタイルや思い切った発想で知られる建築家は、窪田勝文さん。本拠となるアトリエの所在地は山口県岩国市だが、日本全国はもとより、世界各国へと幅広く活動し、住宅建築の可能性を広げています。おかげで、国内はもちろん、海外での評価も高く、国際的な建築賞を数多く受賞。また、自身のライフスタイルにも明確なコンセプトをもつ窪田さんは、自動車と時計の熱烈な愛好家でもあります。
窪田さんが、設計デザインをするときに大切にしていることがあります。それは、「建築」と「建物」の違いについてです。設計デザインをする時点で、ただ、物理的に造っていくものが建物だとすれば、建築家が、ある意志をもち、ある方向を目指して手掛けていくのが建築です。しかし、建築家が独善的な気持ちで、無理強いをしても、それは建築とはなりません。建築家が、志を貫いて設計デザインし、人の心を自由にするものでなければ建築と呼んではいけない、と考えています。
建築の歴史的な流れを調べていき、世界的にも評価されている20世紀の名建築というものに実際に接してみるとわかることがあります。どの建築にも、ほぼ同じ空気が流れているのです。初めて世界の名建築を訪ねて以来、それに気づき、なんだろうと悩み続けました。もちろん、それぞれの建築が、これはル・コルビジェで、これはルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエで、これはルイス・I・カーンで、となるわけですから、すべて目指している方向は異なります。ところが、現場で見て、触れてみると、どの名建築にも、心が自由に溶けていくような空気感が漂っていることに気づいたのです。
窪田さんが、設計デザインをするときに大切にしていることがあります。それは、「建築」と「建物」の違いについてです。設計デザインをする時点で、ただ、物理的に造っていくものが建物だとすれば、建築家が、ある意志をもち、ある方向を目指して手掛けていくのが建築です。しかし、建築家が独善的な気持ちで、無理強いをしても、それは建築とはなりません。建築家が、志を貫いて設計デザインし、人の心を自由にするものでなければ建築と呼んではいけない、と考えています。
建築の歴史的な流れを調べていき、世界的にも評価されている20世紀の名建築というものに実際に接してみるとわかることがあります。どの建築にも、ほぼ同じ空気が流れているのです。初めて世界の名建築を訪ねて以来、それに気づき、なんだろうと悩み続けました。もちろん、それぞれの建築が、これはル・コルビジェで、これはルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエで、これはルイス・I・カーンで、となるわけですから、すべて目指している方向は異なります。ところが、現場で見て、触れてみると、どの名建築にも、心が自由に溶けていくような空気感が漂っていることに気づいたのです。
KI-HOUSE
窪田さんが、力の入った建築作品である、と自ら語るのが、KI-HOUSEです。周囲には、色濃い緑が生い茂る、海岸線から起ち上がる小高い丘の中腹に建てられています。
沖縄本島の南部、海を見下ろすと正面には気高く崇高な久高島が、振り返ると琉球王国の聖域と伝えられる世界遺産の斎場御嶽があり、2つの聖地を結ぶ軸線上の住宅です。
崇高な島、そして、琉球の聖地と密接な場所は、窪田さん自身、偶然、沖縄本島を旅したときに見つけました。


周囲の濃い緑のなか、自然と同化できるよう、建築に使用するコンクリートの表面は、粗く処理してあります。
台風など、自然の脅威と対峙するため、2枚のコンクリートの壁を直交させて地面に差し込み、屋根となるコンクリートスラブを平行に浮かせて宙に留め、構成した建築です。
聞こえてくるのは、海が奏でる波の音であり、見えてくるのは、光と闇であり、自然と対話し、気持ちを通わせながら過ごす時間は、限り無く何処までも自由な世界です。




KI-HOUSE
窪田さんが、力の入った建築作品である、と自ら語るのが、KI-HOUSEです。周囲には、色濃い緑が生い茂る、海岸線から起ち上がる小高い丘の中腹に建てられています。
沖縄本島の南部、海を見下ろすと正面には気高く崇高な久高島が、振り返ると琉球王国の聖域と伝えられる世界遺産の斎場御嶽があり、2つの聖地を結ぶ軸線上の住宅です。

崇高な島、そして、琉球の聖地と密接な場所は、窪田さん自身、偶然、沖縄本島を旅したときに見つけました。
周囲の濃い緑のなか、自然と同化できるよう、建築に使用するコンクリートの表面は、粗く処理してあります。
台風など、自然の脅威と対峙するため、2枚のコンクリートの壁を直交させて地面に差し込み、屋根となるコンクリートスラブを平行に浮かせて宙に留め、構成した建築です。
聞こえてくるのは、海が奏でる波の音であり、見えてくるのは、光と闇であり、自然と対話し、気持ちを通わせながら過ごす時間は、限り無く何処までも自由な世界です。



GRAND CINTRÉE CURVEX PIANO
グランド カーベックス ピアノ
独創的な3次元曲線の魅力を進化させたケースフォルムであるグランド カーベックスに、斬新なグランド カーベックス ピアノが登場しました。
これまで創造的な複雑機構やデザインなど、“時”についての大胆な発想を提案してきたフランク ミュラーですが、グランド カーベックス ピアノでは、時刻を知らせるインデックスを取り去ってしまいました。文字盤には、時と分、そして、秒を知らせる3本の針、さらには、フランク ミュラーのブランド名、生産地を表すジュネーブという表記だけが存在しています。
華のあるケースフォルムを引き立てる艶やかな文字盤には、グランドピアノのように美しく光沢感のある仕上がりを施しています。フランク ミュラー ウォッチランドのダイアル工房が手掛ける表情豊かな文字盤は、エナメルを20回塗り重ね、贅沢な輝きを湛えています。また、風防と文字盤の間に位置するインナーカーベックス(インナーケース)に外側のケースとは異なる素材を採用することで、美しいバイカラーのケーシングを実現。文字盤のスペースが広げられたグランド カーベックスのケース構造を最大限に活かし、優雅な雰囲気を醸し出しています。
グランド カーベックス ピアノは、フランク ミュラーらしい独創的な美意識のなかにも、シンプルとエレガンスという2つの感覚を両立させ、直感的にフランク ミュラーが手がけた腕時計であることが理解できます。

CX33SCATFOPIANOJ ACALRG

左:CX33SCATFOPIANO ACACNR / 右:CX30SCATFOPIANO 3NACNR
GRAND CINTRÉE CURVEX PIANO
グランド カーベックス ピアノ
独創的な3次元曲線の魅力を進化させたケースフォルムであるグランド カーベックスに、斬新なグランド カーベックス ピアノが登場しました。
これまで創造的な複雑機構やデザインなど、“時”についての大胆な発想を提案してきたフランク ミュラーですが、グランド カーベックス ピアノでは、時刻を知らせるインデックスを取り去ってしまいました。文字盤には、時と分、そして、秒を知らせる3本の針、さらには、フランク ミュラーのブランド名、生産地を表すジュネーブという表記だけが存在しています。
華のあるケースフォルムを引き立てる艶やかな文字盤には、グランドピアノのように美しく光沢感のある仕上がりを施しています。フランク ミュラー ウォッチランドのダイアル工房が手掛ける表情豊かな文字盤は、エナメルを20回塗り重ね、贅沢な輝きを湛えています。また、風防と文字盤の間に位置するインナーカーベックス(インナーケース)に外側のケースとは異なる素材を採用することで、美しいバイカラーのケーシングを実現。文字盤のスペースが広げられたグランド カーベックスのケース構造を最大限に活かし、優雅な雰囲気を醸し出しています。
グランド カーベックス ピアノは、フランク ミュラーらしい独創的な美意識のなかにも、シンプルとエレガンスという2つの感覚を両立させ、直感的にフランク ミュラーが手がけた腕時計であることが理解できます。

CX33SCATFOPIANOJ ACALRG

左:CX33SCATFOPIANO ACACNR
右:CX30SCATFOPIANO 3NACNR

GRAND CINTRÉE CURVEX
グランド カーベックス
ブランド設立から30年の時を経て、フランク ミュラーは、自らのブランドアイデンティティであり、象徴でもあるトノウ カーベックスのケースフォルムを進化させ、グランド カーベックスを登場させました。
グランド カーベックスは、フランク ミュラー ウォッチランドでデザイン部門を統括するジョン=ルー グレナが、トノウ カーベックスを現代的な解釈でアレンジし、進化させるためにデザインしたモデルです。
現代的な解釈により、まるで球体を切り取ったかのようにダイナミックに湾曲したケースは、ストラップの取り付け位置までサファイアクガラスで覆い、湾曲した文字盤の細部までの視認性を確保。そして、本体の内部構造は極めて複雑なのでですが、シンプルで端正なスタイルに仕上げています。
文字盤に施されたギョウシエ彫りは、新たにグランド カーベックスのために開発しました。クルー ド パリと呼ばれる伝統的なギョウシエのパターンをアレンジし、中心から放射状に大きく広げ、さらに、捩れを表現したことで、つねに回転しているかのようなエネルギーを感じさせます。また、躍動感のあるギョウシエ文字盤には、立体的なビザン数字のアプライドインデックスを配していますが、それぞれのインデックスは、ダイヤル上の異なる曲面の角度に合わせ、ひとつひとつ曲げていき、手作業によって植字しています。
完璧なカーブを描き全体を支配する独特な曲線美と、繊細でありながら躍動感あふれるダイヤル。グランド カーベックスは、シンプル、エレガント、カジュアルという多彩な個性が愉しめる、多才なコレクションです。

中央:CX33SCATDCD1R 5N5N / 左と右:CX33SCAT 5N5N
GRAND CINTRÉE CURVEX
グランド カーベックス
ブランド設立から30年の時を経て、フランク ミュラーは、自らのブランドアイデンティティであり、象徴でもあるトノウ カーベックスのケースフォルムを進化させ、グランド カーベックスを登場させました。
グランド カーベックスは、フランク ミュラー ウォッチランドでデザイン部門を統括するジョン=ルー グレナが、トノウ カーベックスを現代的な解釈でアレンジし、進化させるためにデザインしたモデルです。
現代的な解釈により、まるで球体を切り取ったかのようにダイナミックに湾曲したケースは、ストラップの取り付け位置までサファイアクガラスで覆い、湾曲した文字盤の細部までの視認性を確保。そして、本体の内部構造は極めて複雑なのでですが、シンプルで端正なスタイルに仕上げています。
文字盤に施されたギョウシエ彫りは、新たにグランド カーベックスのために開発しました。クルー ド パリと呼ばれる伝統的なギョウシエのパターンをアレンジし、中心から放射状に大きく広げ、さらに、捩れを表現したことで、つねに回転しているかのようなエネルギーを感じさせます。また、躍動感のあるギョウシエ文字盤には、立体的なビザン数字のアプライドインデックスを配していますが、それぞれのインデックスは、ダイヤル上の異なる曲面の角度に合わせ、ひとつひとつ曲げていき、手作業によって植字しています。
完璧なカーブを描き全体を支配する独特な曲線美と、繊細でありながら躍動感あふれるダイヤル。グランド カーベックスは、シンプル、エレガント、カジュアルという多彩な個性が愉しめる、多才なコレクションです。


中央:CX33SCATDCD1R 5N5N / 左と右:CX33SCAT 5N5N
